注目の公演・イベント|2026年9月
🎵 9/3,4,5,6 東京二期会オペラ劇場《運命の力》
新国立劇場 オペラパレス
偶然の出来事から歯車が狂い始め、愛、復讐、赦しが複雑に絡み合いながら、登場人物たちを悲劇へと導いていく壮大な人間ドラマ。劇的な序曲や、レオノーラが歌う名アリア「神よ、平和を与えたまえ(Pace, pace, mio Dio!)」など、ヴェルディならではの豊かな音楽も本作の大きな魅力。運命に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿は、時代を超えて多くの観客の心を揺さぶることだろう。東京二期会では1989年以来となる待望の上演。演出には英国の名匠サー・デヴィッド・パウントニーを迎え、指揮はメトロポリタン歌劇場デビューを果たした八嶋恵利奈が担当する。新たな視点で描かれる《運命の力》に期待が高まる。
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🎵 9/5 ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル
2018年第10回浜松国際ピアノ・コンクール優勝、トルコ出身のピアニスト、ジャン・チャクムルがシューベルトとリストを軸に、ラッヘンマン:シューベルトの主題による5つの変奏曲を挟む刺激的なプログラミングで、そのピアニズムを披露する。花を贈るのが世界にとって善であるように、音楽もまたそうでありたい、との信念を心して受け取りたい。
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🎵 9/5 ドリーマーズ・サーカス
北欧デンマークを拠点に活動するドリーマーズ・サーカスの三鷹での初公演。ヴァイオリン、シターン、アコーディオンによる個性豊かなトラッド・トリオで、北欧の伝統音楽とクラシック音楽を融合させた魅力溢れる世界を拓く。スタジオジブリの宮﨑駿監督、作曲家・光田康典氏(『クロノ・クロス』)も愛聴というそのサウンド、必聴だ!
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🎵 9/5〜10/31 神尾真由子&萩原麻未 デュオ・リサイタルツアー2026
神尾はチャイコフスキー国際コンクール、萩原はジュネーヴ国際音楽コンクール優勝で同い年の実力派スター。2019年に初共演、今回は全国各地8公演のツアーを組んだ。プログラムは(A)フランク:ソナタイ長調、(B)サン=サーンス:ソナタ第1番を柱に<旅するヴァイオリン>と題しクライスラー、コープランド、ポンセ、モンティ、ラフマニノフなど多彩な作品を並べる。二人の現在地をたっぷり楽しめよう。
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🎵 8/29〜9/17 反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ 夏ツアー2026
9月公演:9/9〜17
熊本、長崎、奈良、東京、岐阜、兵庫、鳥取、東京
2021年反田恭平の呼びかけで創設、奈良に本拠地を置く気鋭集団、株式会社という運営形態も注目されているオーケストラが5周年を迎えての全国ツアー。
プログラムは(A)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(pf,cond:反田恭平)、ブラームス:交響曲第2番、(B)同上、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調(vn:岡本誠司)。
その実力の程を一度は確かめてみたいものだ。
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🎵 9/8 読売日本交響楽団 第661回定期演奏会 マーラー交響曲第6番
2022年にマーラー:交響曲第9番を読売日本交響楽団で指揮して好評を得、2024年から首席客演指揮者をつとめるユライ・ヴァルチュハによるマーラー交響曲シリーズの第4弾。24年第3番、25年《大地の歌》につづいて、第6番が演奏される。マーラーが取り上げられる演奏会の数があまりに多く、なかなか独自性なり特徴なりを出しにくい特殊な時代環境下、それでも(あえて)取り上げるという〈気負い〉がないヴァルチュハの〈自然体〉は、これまでの演奏会では、新鮮かつ鮮烈に感じられた。今回の第6番は果たしてどうだろうか?
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🎵 9/17~20 オペラシアターこんにゃく座創立55周年記念公演 第一弾
オペラ『べっかんこ鬼』新演出
オペラシアターこんにゃく座創立55周年を記念した公演は故林光がこんにゃく座のために書き下ろした4つ目のオペラ、さねとうあきら原作・台本の児童文学の傑作『べっかんこ鬼』である。異なるもの同士での心の交流、それを覆す美醜を巡る人間の差別意識といった主題は現代であっても、いや、現代だからこそ心に伝わるに違いない。哀しくも力強い意思を授けてくれる舞台を期待したい。
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🎵 9/19 神戸市混声合唱団 秋の定期演奏会 濱田芳通と奏でる《モンセラートの朱い本》
神戸文化ホール 中ホール
神戸市混声合唱団は、1989年に神戸市によって設立されたプロ合唱団。日本と西洋の古典から20世紀まで、そのレパートリーは幅広いが、今度の秋の定期演奏会では日本の古楽界を賑わす濱田芳通を指揮に迎え、彼の率いる古楽アンサンブル「アントネッロ」とともに中世スペインの2つの宗教歌集に挑む。透明感のあるアンサンブルで知られる神戸市混声が、600年以上も遡る古いヨーロッパの音楽をどのように響かせるのか、ぜひ期待したい。
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🎵 9/26 武満徹の肖像 ~武満徹没後30年記念企画~
武満徹が早すぎる死を迎えてから早や30年が経つ。彼と同世代の音楽家もまた世を去りゆくこの戦後の終わりに、改めて武満の音楽が若い世代によって蘇らせられる。この今にこそ響く武満の音楽に耳を澄ませたい。Ms:波多野睦美、Fl:高木綾子、Vn:成田達輝、Vc:山澤慧、Pf:北村朋幹、ナビゲーター:片山杜秀。
9月5日にも水戸芸術館コンサートホールATMで【武満徹没後30年記念企画】講座 片山館長とめぐるシリーズ第1回 〈武満徹をめぐる〉が開催される。
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