注目の公演・イベント|2026年11月
🎵 11/1 麿赤兒(舞踏)×エリック=マリア・クテュリエ(チェロ)「Alter Ego」
1943年生まれの生ける伝説、俳優・舞踏家・演出家で暗黒舞踏集団、大駱駝艦主宰の麿赤兒と、アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーとして現代音楽の第一線で活躍するチェリストによる日仏のコラボレーション。バッハ無伴奏組曲から広がる異次元世界を目撃したい。他に高桑晶子 鉾久奈緒美 梁鐘譽 谷口美咲子(以上舞踏)。10/29公演もあり。
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🎵 11/4 久石譲プレゼンツ ミュージック・フューチャー Vol.13
ミニマリスト久石譲が最先端の音楽をセレクト、日本では演奏機会の少ない作曲家を紹介しつつ自身の新作も発表するプロジェクト「久石譲&ミュージックフューチャー」の第13回。今回はアメリカの気鋭の現代作曲家キャロライン・ショウ、Bang on a Can創設メンバーのジュリア・ウルフ、デヴィッド・ラングや、巨匠ジェルジ・リゲティをはじめ、多彩なプログラム。ワクワク感満載の一夜。
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🎵 11/6〜8 天王洲水上オペラ2026 ~Harmonious nights between art and canal~
天王洲運河に特設された水上ステージで上演される「天王洲水上オペラ2026 ~Harmonious nights between art and canal~」。約900席の客席が設けられるほか、座席エリア外からは無料で観覧することもできる。ホールを飛び出し、天王洲の夜景と水辺の景観の中で繰り広げられるオペラに注目したい。
出演は青木エマ(リトルマーメイド)、城宏憲(人間の王子)、宮地江奈(外国の王女)、鳥谷尚子(魔女)、与那城敬(水の精)。演出を田尾下哲、音楽監督を柴田祥、指揮を神志名勇が務める。
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🎵 11/6、11/23 音楽堂ヘリテージ・コンサート
「音楽堂ヘリテージ・コンサート」は戦後、日本初の本格的な公立音楽ホールとして建設された神奈川県立音楽堂が脈々と紹介してきた、世界的名音楽家たちによるコンサートシリーズの流れを汲み、未来へ継承すべき人類の至宝(ヘリテージ)といえる名演奏の輝きをお届けするシリーズ(音楽堂HPから)。今年は11月6日にファビオ・ビオンディ/エウローパ・ガランテ による「『四季』とイタリアの宝石」と23日の「アンドレアス・シュタイアー チェンバロで奏でるゴルトベルク変奏曲」の2回。名曲中心のプログラミングを定評のある演奏家たちが取り上げる。前者では「若い人のための公開リハーサル」(無料)もあり、また最寄り駅からのシャトルバスの送迎も行っている。前川國男の設計による音楽堂のモダニズムデザインも行くたびの楽しみで、すべてが木で作られた壁面によるホールの音響効果も、毎回、聞き所となる。
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🎵 11/14 Re: シェーンベルク Vol. 2 (新訳)室内交響曲第1番+モートン・フェルドマン生誕100年記念
竹内直の企画による「Re: シェーンベルク」第2弾。前半(プログラムA「フェルドマンの音楽の源流を辿って〜新ヴィーン楽派からフェルドマンへ」)は、シェーンベルクを源流に、オーストリアのアントン・ヴェーベルンと、アメリカに亡命したシュテファン・ヴォルペを経由して、今年が生誕100周年に当たるモートン・フェルドマンに至るまでの壮大な流れを一気に見通す。後半(プログラムB「(新訳)室内交響曲第1番 作曲家池内奏音による新作・編曲による再解釈」)は、作曲家・池内奏音の編曲による《室内交響曲第1番》を中心に、シェーンベルクの作品をヴィブラフォン、サクソフォン、ピアノの編成に編曲し、これまでにはない新たなシェーンベルクの響きを生み出す。現代音楽の源流に当たる120年前の作品が、池内奏音の編曲と、数々の現代音楽の演奏を手掛けてきた芦田かんな(ヴィブラフォン)、福田彩乃(サクソフォン)、河合珠江(ピアノ)の演奏によって、どのような新たな姿を見せるのかに期待したい。
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🎵 11/14 現代邦楽「考」第8回演奏会
NHK邦楽技能者育成会の卒業生が母体となって結成され、現代音楽のスペシャリストである杉山洋一を指揮者とする現代邦楽「考」、第8回の今回は石井眞木の1983年作品以外の4曲は2018年以降作曲というから驚きだ。現代日本における邦楽の、その現在形の姿を見届け、聴き届けたい。
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🎵 11/18 フェニックス・エヴォリューション・シリーズ115 山本昌史コントラバス・ソロ The Unplugged Presence~無伴奏コントラバスの存在感~
今回の「フェニックス・エヴォリューション・シリーズ」の主役はコントラバス。思えば、その祖先に当たるヴィオローネの時期を含めると、コントラバスはバロック音楽から長い歴史を持つ楽器である。ドラゴネッティやクーセヴィツキー、ゲーリー・カーのような名手がその時々に現れるとともに、コントラバスの可能性についても、その大きな体にみあうだけの数多くの試みがなされてきた。「こする」だけではない。たたいて、はじいて、音域を広げて、その可能性を探ってきた。演奏される作品は、演奏者の技量をも試すかのような難曲(シャリーノ、ファーニホウ、クセナキス)、日本初演となる作品(エクトル・パラ)、そして日本人作曲家(高木日向子、一柳慧、坂田直樹)による作品。すべてソロである。これに相対するのが、山本昌史。数多くの現代音楽を演奏し、作曲もする奏者が、コントラバスを相棒にしてどのように作品と向き合うのか。コントラバスのイメージを変える、新たな創造の場に立ち会うこととなるだろう。
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🎵 11/18 牛田智大 室内楽プロジェクト Vol.4
「若き日の肖像~リヒャルト・シュトラウス ピアノ室内楽作品集~」と題し、牛田智大を中心に若手奏者が集ってのオール・シュトラウス・プログラム。牛田 pf、戸澤采紀vn、近衞剛大va、佐藤晴真vcと全員20代の面々。シュトラウス初期3作に加え、新たに歌曲のヴィオラ共同編曲を用意、最後に揃い踏みでの四重奏という趣向。チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6、ヴィオラとピアノのための歌曲(近衞&牛田編)、ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18、ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13と、若さ満タンの青春の肖像を味わいたい。
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🎵 11/21 沼沢淑音ピアノリサイタル Vol.1
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋音大卒後、エリソ・ヴィルサラーゼの薫陶を受け2015年モスクワ音楽院を卒業。日本の現代作品シーンでの演奏に鋭い感性と響きの透明を示す、知る人ぞ知るピアニスト。その第1回リサイタルはグリーグ:《抒情小曲集》より「アリエッタ」「郷愁」「スケルツォ」「小川」「蝶々」、シューマン:フモレスケ、 ショパン:華麗なる変奏曲、2つの夜想曲 Op.55、ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番(初版)が並ぶ。見慣れた風景とは全く異なる作品世界を抽出してくれるだろう。
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🎵 11/24 「B→C バッハからコンテンポラリーへ」285 辻彩奈(ヴァイオリン)
並みいる若手ヴァイオリニストの中でも筆頭格の辻彩奈が「B→C」に登場、鈴木大介(ギター)との共演も含め、日本の現代作品をずらり並べ、バッハで挟んだリサイタル。藤家溪子:赤と黒(1999)、伊左治直:散歩についての、3つか4つ(2006)、後藤沙希乃:新作(2026、辻彩奈委嘱作品、世界初演)、権代敦彦:ポスト・フェストゥム(2019)。大胆かつ豊穣・繊細な持ち味全開! それぞれの作品世界をどう描き上げるか、鈴木のサポートも楽しみ!
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🎵 11/27 緋国民楽派第18回作品演奏会 萩京子個展Vol. 2 「今こそ、組曲:日本国憲法!」
緋国民楽派とは吉川和夫、萩京子、寺嶋陸也が1987年結成の作曲家グループ。毎回テーマを掲げ開催しており、今回は萩京子の個展で「今こそ、組曲:日本国憲法!」。林光と3名の作曲家たちによる組曲『日本国憲法』は憲法を読むのでなく、歌うという趣向。あなたは日本国憲法を読んだことがありますか? きな臭い昨今の日本への警鐘となって欲しいものだ。前半は新作初演2曲『 Dance of Accordance and Discordance Ⅲ』(チェロ&アコーディオンのための)、『冬のスケッチ』(オーボエとヴァイオリンと打楽器のための)。出演は寺嶋陸也pf、栗友会合唱団ほか。
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