評論|西村朗 考・覚書(25)『人間はなぜ歌うのか?』とヘテロフォニー(2)|丘山万里子|
西村朗 考・覚書(25)『人間はなぜ歌うのか?』とヘテロフォニー(2)
Notes on Akira Nishimura (25)『 Why do people sing? 』and Heterophony
Text by 丘山万里子(Mariko Okayama)
ジョルダーニアによる歌声(合唱)分類の元となった分布地図を見る前に。
筆者がここで考えたいのは「西村ヘテロフォニーはどこから来たか」だ。音を聴き進むにつけ、彼がいわゆる西欧との対峙といった方法論で手に取ったのではなく、「適応不全」、すなわち彼の内なるもの、音への直覚的な生理のゆえと確信、ならばその由来は、いったい何に反応したのか。そのヘテロフォニーの始原を見極めることが可能かどうか、なのだ。
したがって、ジョルダーニアのポリフォニー先行視点は横に置いておき、ヘテロフォニーがポリフォニーと同じくらいの分布をしていることをまず注視したい。
「音調言語」をもつ世界の半数の人々が最初の「問い(呼びかけ)」を発し、その歌唱が平行ポリフォニーであることは前回既述の通り。ここで彼の分類の大枠を再確認しておく。
1. モノフォニー:いわゆるユニゾン(複数が同じ旋律/同一音程を歌う)
2. ポリフォニー:一群の歌い手たちが異なる声部を歌う。5種類分別はドローン、オスティナート、平行、カノン、ヘテロフォニー。
ヘテロフォニーは「歌い手たちが同旋律を少しずつ異なったかたちで歌うので、少なくともところどころで二つ以上の音程が聞こえる」 1)との定義。モノフォニーとポリフォニーの中間的様式と位置付けポリフォニー範疇に分類している。
以上を念頭に、詳細をみてゆく。
【アフリカ】
人類の起源はアフリカの地であるからまずはアフリカなのだが、分布はざっと以下。細部については気になる事項のみ拾う。
1. 北アフリカ:モノフォニー
2. 東アフリカ : 平行ポリフォニー
マサイ族(ケニア、タンザニア):ドローン・ポリフォニー
ワゴゴ族(タンザニア):裏声(ヨーデル)平行ポリフォニー
ドルゼ族(エチオピア):異なる声部6つにも及ぶポリフォニー
3. 中央アフリカ:高度ポリフォニー、平行ポリフォニー
ピグミー族:7~8声部によるオスティナートと対位法による複雑なポリフォニー。裏声技法が特徴
4. 南アフリカ:ポリフォニー、平行ポリフォニー
サン人(ブッシュマン):裏声の使用、主旋律のカノン風反復ポリフォニー。2拍3拍を組み合わせたスイングするポリリズム。
5. 西アフリカ:モノフォニー、平行ポリフォニー
大西洋側森林地域:平行ポリフォニー
内陸サバンナ:モノフォニー、ドローン・ポリフォニー
6. サハラ砂漠:ドローン・ポリフォニー
7. マダガスカル:ポリフォニー
なお、マダガスカルはアフリカに近いが、東南アジア、オセアニアの伝統が支配的。
ブッシュマン伝統のダンス
というわけで、ジョルダーニアはサハラ砂漠以南のアフリカは最もポリフォニー的、また音調言語ゆえにほぼ平行ポリフォニー、と結論する。だが、図で見る限りサハラ砂漠のほとんどと北アフリカはモノフォニーだし、中央アフリカの南のコンゴ地域、スーダンの一部はヘテロフォニー。
また、平行ポリフォニーに裏声、ドローンが混じることを考えると、アフリカ音調言語族の耳が倍音に鋭敏繊細に反応していると筆者には思える。この倍音唱法についてはアジア項目で取り上げられているので、後述する。
ちなみにサハラ砂漠のドローン・ポリフォニーを彼は西欧地中海の音楽系統に属する、としているがこれは「海の道」を考えれば当然だろう。
【ヨーロッパ】
アフリカではポリフォニーが連続した地域に分布するが、ヨーロッパでは孤立した「島々」のような形で点在する、という指摘は興味深いが、それが何を意味するか。北アフリカ固有種族はヨーロッパ型人種・文化に属するそうだが、7世紀にアラブ人が北アフリカへ進出した結果2手に分かれ、北アフリカ地域はアラブに同化し中東的モノフォニーへ、砂漠の奥に移動した人々は伝統的ポリフォニーを守ることになったという。また、ヨーロッパの古いポリフォニー様式の最も重要な要素は「ドローンと非常に不協和な音の組み合わせ」で、ブルガリア、グルジアがよく知られ、山岳地帯、陸地の末端、島嶼地帯に見られるとする。
筆者は第23回『道』で民族移動による文化、音の道を見たが、その流れを想起しつつ分布を追う。
1. 東ヨーロッパ:実質的に全域がヘテロフォニー
1)ロシア、ウクライナ、ベラルーシ:ヘテロフォニー
一部地域:ドローン・ポリフォニー
2)コーカサス:コーカサス山脈により伝統的な古い文化が守られ、ポリフォニーの最もゆたかな地域。
東グルジア:メリスマ風自由拍節によるドローン・ポリフォニー
西グルジア:ドローン・ポリフォニー&不協和音を伴う非常に複雑な対位法的ポリフォニー(ちなみにジョルダーニアはグルジア生まれ)
アルメニア、アゼルバイジャン:多彩なモノフォニーのみ
3)バルカン半島:古いポリフォニー(不協和な和声やドローンの広範な使用)。中でルーマニアはバルカンでは最もモノフォニー的とのこと。
ロマがルーマニアに多く分布しているのは「道」で見た通り。一考を要しよう。
アルメニア民族音楽集 / ラビオリ選
2. 北ヨーロッパ:20世紀初頭まで古いポリフォニー伝統が生きていた地域。以下は抜粋。
1) リトアニア:2度の不協和音を伴う短い旋律を3声でカノン風に反復する「スタルティスネス」様式
2) ラトヴィア:不協和音を含むドローン・ポリフォニー
3) エストニア:モノフォニー
4) フィンランド:モノフォニー
5) ノルウェー、スウェーデン:過去にポリフォニー伝統を持つが喪失
6) 大ブリテン 、アイルランド、スコットランド:伝統様式は喪失、最近の様式のみ
7) アイスランド:平行5度進行に基づくポリフォニー伝統「トゥイソングル」あり
3. 中央ヨーロッパ:近世ヨーロッパの新しい歌唱様式が主流
1) オーストリア:近世クラシックの影響によるポリフォニー伝統と裏声伝統
2) スイス:ドイツ語圏、イタリア語圏がポリフォニー的
3) ドイツ、ベルギー、オランダ、チェコ:近世ヨーロッパの新ポリフォニー様式
4) スロバキア:北西一部にバルカン型2度音程ポリフォニー
4. 西ヨーロッパ:山深い地域にドローン&不協和音の古いポリフォニーが残存
1) フランス:最もモノフォニー
コルシカ島にドローン上に2つの自由な旋律が乗る伝統的ポリフォニー
2) ポルトガル:北端部に女声ポリフォニー伝統
3) スペイン:西欧新様式ポリフォニー
アルバセテ地方にメリスマ旋律を伴う自由拍節ドローン・ポリフォニー
4) イタリア:最もポリフォニー的
北イタリア(アルプス):都会型ポリフォニー
中部山岳地帯:ユダヤ・サマリア人のバルカン様式が残存、かつてはロンバルディア、ミラノまで広がる
シチリア島、サルディニア島:ポリフォニー。
ここまでを俯瞰すると、東欧のヘテロフォニー面積が筆者には突出して印象深い。そこに古いポリフォニー(不協和音&ドローン)が散在、それらが文化交流の困難な地域に残存していることはジョルダーニアの指摘通りだが、それをどう捉えるか。
中央、西ヨーロッパのポリフォニーに新様式が多いのも、歴史を遡れば文化のモザイク模様が見えてくることを物語ろう。
また、フランスのモノフォニーについては、紀元前6世紀以降のギリシア、ローマによるヨーロッパ文化基層準備期、そして4世紀後半からのゲルマン民族の大移動を背後に見ることができるのではないか。西欧圏にいわゆる職業的音楽集団が現れるのは10世紀初頭のジョングルールを待つが、8世紀頃には下層階級民の楽師が各地のニュースなどを歌い回っていたことから、こうした職能集団の形成とともに「歌の道」は各地に延びていったと思われる。再度、ロマの道も想起したい。
一方で、「海の民」と呼ばれる人々の活動も見落としてはなるまい。彼らは紀元前15世紀にはオリエント世界から地中海を往来し、西欧文化最古層に少なからぬ影響を与えたと思われる。アフリカ分布でジョルダーニアはサハラ砂漠のドローン・ポリフォニーを地中海の音楽系統(民族的にも)に属する、としているが海の民の道を考えるなら、サハラからの流れと考えられよう。
なお、西村の音楽的目覚めの西欧起点がシューベルト『軍隊行進曲』、ベートーヴェン『第9』、そしてドヴォルザーク『新世界』(入手したLPにスコアがついており、彼は初めて作曲家というものが鳴っている音を全部書くのだということを知った)2)の順であったことを思い出す。
つまり西洋音楽体験の西村の道〜オーストリア、ドイツ、チェコ〜をこの分布図に重ねるなら、何が見えるか。これら地域にポリフォニー新様式が多いのは文化のモザイク模様すなわち時空間の多層複層を物語る。西村に限らず私たちの西欧体験とは、人類史では実に至近のものであり、その進化とともに分枝、分岐する私たち人間の初発の「声」を聴いてみたい、との誘惑を、筆者はここに来てますます西村の音(響き)に感じてしまうのだ。
さて、肝心のアジア圏だが、ジョルダーニアは「一般にモノフォニーが多いが、調査・研究の余地がある」3)とし(実際データが少ないようだ)、ポリフォニーの目線での記述なので残念ながら大した参考にはならない。
ただ、少ないデータからでもなかなか興味深いことが浮かび上がってくる。それを拾う。
【西アジア】
ユダヤの一部、サマリアにドローン・ポリフォニー
【中央アジア】
東アフガニスタンに古いヨーロッパ様式のドローンや不協和ポリフォニー。
なお、サマリア(パレスチナ中央)については筆者も付言しておく。人類最初の集団定着定住の開始がレバノン地方(11,000年前)でサマリアが近接地であることを想起したい。降って8,500年前にはインド、ラジャスターンで森林伐採、農耕開始となっていることを考えると、人類の進化は地球環境の変化に連動、同時多発的(といっても期間的にはそれなりの長さ)に起こると考えるのが自然ではないか。
筆者はかつて『東京の夏 音楽祭』でサマリア人による合唱を聴き、まるでお経だ、と思った。その時の強い印象がイスラエルの旅に出た動機の一つだったが、遠くサマリアのゲリジム山をながめ、山上の雲の流れに彼らの歌声を聴いた気がした。彼らは聖書に明らかなように歴史的迫害を受けた人々で、残った少数の人々はなお堅く自らの伝統を守っていた。流れる雲に、ユーラシア大陸からアジアの果ての島国日本、すなわちシルクロードをわたる風を思ったことだ。
そのように、実は古代も現代も、底の底、宇宙(そら)の宇宙には壮大な人類の血脈地脈水脈が一貫してあるのではないか。「根源の音」、のような。
筆者はそこに西村ワールドを置いてみたいと思うのだ。
なお、イタリアにこのサマリアの伝統が残存していることも興味深い。
【東アジア】
1. チベット:古いヨーロッパ様式ポリフォニー、特殊なホーミー(ホーメイ)あり。
2. 中国:南西部少数民族にドローン、カノン、オスティナート、ヘテロフォニーなど多様な歌唱様式
3. 台湾:やはり山岳部に同様の多様なポリフォニー様式が残る。アミ族の収穫歌が英国ロックバンド(エニグマ)により西欧で世界的ヒット。
4. 日本:アイヌのカノン、ドローン、対位法的ポリフォニー
筆者の見るところ、中国南西部少数民族、台湾山岳部にアフリカのピグミーと似た多様ポリフォニー様式があり、これは日本のアイヌに通じるものがあると思えるが、後述する。
台湾アミ族の2声ポリフォニーによる収穫歌が主要旋律のエニグマ(1994)Enigma – Return To Innocence (Official Video)
【インド】
南部、北西部に平行ポリフォニー、北インドにドローン・ポリフォニー
思うに、ラジャスターンでの農耕開始を考えると、この分布が納得できるところだ。
しつこいが、ロマの道がインド北西部からであったことも想起したい。
【東南アジア】
1. ヴェトナム:中部、北西部山岳に平行ポリフォニー(ポリフォニーの発祥地という説もあるそうだ)
2. インドネシア:いくつかの島嶼部にバルカンに類似したポリフォニー
ジョルダーニアはアジアはモノフォニーだが隔絶地帯にポリフォニーがあり、そちらが先住の古い歌唱様式の残存を示す、と結論している。だが、北・中央アフリカ、東ヨーロッパ同様、本来的にこの地域はモノフォニーorヘテロフォニーなのではないか、と筆者は考える。
なお、アイヌ・ポリフォニーについてアイヌが東アジアでも最も孤立したモノフォニーでありつつ、そこにぽつんとポリフォニーが入っていることに彼は注目している。独自の「孤立言語」で、信仰の中心となっている「熊踊り」(『道』で触れた)はネアンデルタール人(西欧/約40~50万年前)のそれと酷似、との指摘。ゆえ、西欧(とりわけリトアニアのカノン・ポリフォニー)、オーストラリア先住民との関連を推測している。筆者は中国南西部少数民族、台湾山岳部同様、アフリカのピグミーとの類似を思うけれども。
なお、熊踊りについては紀元前6万年にフランスで最古の集団舞踏足跡が確認されており、筆者はこれを人類が集団で「歌い踊ること」の始点と仮定、言語以前の人類最初の発声がなんであったか(モノフォニーかへテロフォニーかポリフォニーか)を探りたいが、それは次回としよう。
アジア分布に戻る。
アジア地域で特筆すべきはチベットのホーミー(ホーメイ)の倍音唱法(ハーモニックス唱法とも言われる)。歌い手は長い音(ドローン)を出しつつ、その上方で口笛のような音の旋律をも奏する。高い音程の旋律は倍音(ハーモニックス)に基づくゆえ、こう呼ばれているわけだ。
6 methods of the khoomii(Throat Singing)
その起源についてのジョルダーニアの説は以下。
中央アジアには当初ヨーロッパ起源の人々が居住していたが(中国の歴史書にあるとのこと)、紀元9世紀頃東アジア人が中央アジアに侵入、結果、ヨーロッパと東アジアの祖先の人種的、文化的痕跡が保持された。したがって、
1. 中央アジアの倍音唱法という現象は、古代ヨーロッパのドローン・ポリフォニーと東アジアのモノフォニーという二つの対照的な音楽文化類型の混淆の結果である。
2. この混淆の結果がよりよく保存されている地域は、倍音唱法の伝統が分布している地域と一致する
3. 倍音唱法現象が生まれた時期は西暦1千年紀の末、9世紀である
ホーミーの「低いうなり声と高い口笛のような音との奇妙な混淆」4)の完成形が初めて記録されたのは9世紀中国の史料だそうだが、ここでまた筆者は西村合唱処女作『汨羅の淵より』での屈原『楚辞』を思い出すわけだ。『楚辞』は紀元前3世紀末で、古代中国の弔いに招魂の儀礼「呼びかけと口笛」があったことが知れる。この合唱曲におけるまさに「低い唸り声と高い口笛」を重ねつつ、倍音唱法現象の始原を思う(むろんジョルダーニアも倍音唱法は先史時代からあり、「倍音を出すことは世界の様々な地域(アフリカ、北アメリカ、ヨーロッパ)の文化に見られる」5)vとしており、ホーミーの完成形に限っての言説ではある)。
であればよけい、倍音への「感応」の相違が歌唱様式の分枝分岐を生んだのではないか、と思うのだ。西村ヘテロフォニーは「様式」や「手法」ではむろんなく、そもそもこの始原の響き、もっと言えば「根源の音」(一即多)への感応それ自体ではないかと。
話は飛ぶがジョルダーニアは「生まれたばかりのほとんどすべての赤ん坊が(プロの音楽家でも稀とされる)絶対音感を持っていること、そしてすべての新生児が同じ音程で「 A(イ)音」として知られる音程で泣くこともわかった。」と述べている。6)
筆者は今、これを確かめる術を持たないが、先日、「アジアオーケストラウィーク2022」でベトナム交響楽団のメンバーが和気藹々と演奏前の音合わせをしていた折、「A」が実にまちまちで到底まともに合っているとも思えないのに(韓国、日本がバッチリだったのは言うまでもない)全く問題なし、という表情で演奏にとりかかったのを実に新鮮に見聞したことを思い出す(ベトナム語が中国語と並ぶ典型的な音調言語であり独特の声調を持つことは前回示した)。
また、将来を嘱望される若きチェリスト(西欧で勉強中とか)がアンコールでチェロを抱えて弾き出し、途中から歌い始めたその全姿(弾き歌いの様子、音調も含めた全体)に、曰く言い難い感銘を受けたことを記しておく(曲目タイトルは『超越』)。それは西洋音楽的音感とはかなり隔たったものであり、「ピッチが...」などと言われるに違いないが、筆者は子守唄のように自然に聴いたのである。
ともあれ、「A」もまた感受によって、「A」のようなもの、のような感じ、という幅、あるいは「あわい」を持つということではないか。まして絶対音感などは「現象の命名」という厳密さでしかなく、決して「絶対の真実」を見極めるものではなかろう。
ちなみに西村の「母胎音響」は「G」だ。
彼は、光に満ちた出生のおり(朗:アキラの名の由来)、果たして「A」で泣いたのだろうか。
『道』で述べたが、シルクロード最古の南ルートは紀元前8〜4世紀で、遊牧民スキタイ族によって中国物産が西域、中央アジアに運ばれている。「古代ヨーロッパのドローン・ポリフォニーと東アジアのモノフォニーという対照的な音楽文化類型」の混淆の残存形としてチベット・ホーミーを位置付ける前に、当時の中央アジアとその周辺を見渡すなら、ウイグル出身の最初の三蔵法師鳩摩羅什は4世紀、玄奘の『大唐西域記』の旅は7世紀だ。
ちなみに中国史料に倍音唱法の完成形が記されたという9世紀、空海、最澄は唐に渡っている。
このように、人は旅する。
音は旅する。
道は人と共に造られ、それが私たちにとっての世界それ自身を拡張拡大、「人類の時空間」を創成してゆく。
アジアに限らず、人類の耳の「倍音」へのそれぞれの「態度」(現象の感受)の中に、あるいは西村ヘテロフォニーの原姿を探ることができようか。
ゆえ、次回は古代から現代までを大きく俯瞰する中で、人類初発の声を想像してみようと思う。
1.『人間はなぜ歌うのか?』p.24
2.『光の雅歌』p.16
3.『人間はなぜ歌うのか?』 p.55
4. 同上 p.110
5. 同上 p.110
6. 同上 p.123
◆参考書籍
『人間はなぜ歌うのか?』〜人類の進化における「うた」の起源 ジョーゼフ・ジョルダーニア著/森田稔訳 ARCアルク出版 2017
『情報の歴史21』 編集工学研究所 監修:松岡正剛 構成:編集工学研究所イシス編集学校 2021
『光の雅歌』 西村朗+沼野雄司 春秋社 2005
『サピエンス全史 上』 ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之訳 河出書房新社 2016
(2/22/12/15)