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注目の公演・イベント|2025年10月

🎵10/3 上村誠一(カウンターテナー) 松下倫士(ピアノ・作曲)
会場:Hakuju Hall 

古典から日本歌曲まで、清澄な歌声で魅了する新世代カウンターテナー上村誠一。中世ドイツの騎士歌人ヴォルケンシュタインの神秘的な歌曲から、松下倫士、面川倫一作品まで縦横な歌唱を披露する。ステージに現れただけでドキッとさせるそのキャラクター、存分に独自の歌世界を飛び回って欲しいものだ。ピアノは松下倫士。 

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🎵10/5~26 ウィーン国立歌劇場日本公演
会場:東京文化会館 大ホール 

東京文化会館が休館に入る前、最後の“本格オペラ引っ越し”。ウィーン国立歌劇場がこの秋、『ばらの騎士』(オットー・シェンク名演出)と『フィガロの結婚』(バリー・コスキー新制作)で来日。1980年開始の日本公演は9年ぶり。次にこの規模を体験できるのは3年先?——ウィーンの香りをいま、東京で。 

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🎵10/5,8 TOPPANホール25周年 室内楽フェスティバル III&V フォーレ四重奏団とともに
会場:TOPPANホール 

TOPPANホールの2025/26シーズンオープニング特別企画として計画されているフォーレ四重奏団を中心とした室内楽フェスティバル、全5夜のうちソプラノのアネッテ・ダッシュとともに演奏する2夜。第3夜は、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番の楽章間にマーラーとワーグナーの歌曲をはさむというプログラム。第5夜は、オペラ、オペレッタ、ミュージカルからの曲など多様な作品を集めたプログラム。どちらもバラエティに富んだもの、円熟期を迎えたアネッテ・ダッシュの歌を中心に大いに楽しませてくれるだろう。 

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🎵10/7 フィリップ・ジャルスキー&ティボー・ガルシア デュオ・リサイタル
会場:すみだトリフォニー大ホール 

カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーがフランスのギタリスト、ティボー・ガルシアと組んでの一夜。これまで共演を重ねてきた二人の日本でのステージを聞く貴重な機会だ。ジョルダーニ/カーロ・ミオ・ベンからパーセル、ダウランド、モーツァルト、シューベルト、フォーレ、バルバラまで盛りだくさん。繊細なギターとのデュオを初秋の夜にじっくりと味わいたい。 

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🎵10/7 B→C バッハからコンテンポラリーへ277 山本耕平 テノールリサイタル
会場:東京オペラシティ・リサイタルホール 

東京オペラシティの名物企画、B→C バッハからコンテンポラリーへ277、テノールの山本耕平が歌う。パーセルの歌曲(ブリテンの編曲)、バッハ、ヘンデルから、20世紀前半のシュレーカー、ベルク、20世紀後半のバーバー、ブリテン、ヘンツェ、黛、21世紀からはリーム、ウェインライトが歌われる。ベルクの《ルル》から二重唱を高橋維とともに歌うのも楽しみ。オペラでの活躍が目立つ山本だが、歌曲にも熱意を持って取り組んでおり、この日のプログラムは40代に入った彼の力量を伝えてくれるだろう。 

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 🎵10/9 細川俊夫生誕70年記念コンサート
会場:東京カテドラル聖マリア大聖堂 

光陰矢の如しと言うべきか、日本を代表する作曲家・細川俊夫も生誕70年を迎える。細川の『おお、大いなる神秘』、『さくら』『暗きより(日本初演)』にパレストリーナやビクトリアやマーラーを加えての東京少年少女合唱隊の歌はさぞかし厳粛かつ清らかな音景をなすだろう。いざ共に祝わん。 

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 🎵10/9 《バロック・ライヴ劇場》第12回公演 フィリップ・ジャルスキー&ティボー・ガルシア
会場:王子ホール 

フランスのカウンターテナーのトップスター、フィリップ・ジャルスキーと、同じくフランスの若手ギター奏者、ティボー・ガルシアの共演。バロック・ライブ劇場と銘打っているが、モーツァルト、ロッシーニ、シューベルト、フォーレといった後の時代の作品も含まれている。さらにクラシックの分野に留まらず、バルバラ、ルイス・ボンファなどの曲も歌う。ジャルスキーのなめらかな声とガルシアの弦の響きがこのホールを満たし、多様な曲目を楽しませてくれるに違いない。 

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🎵10/10 毛利文香vnデビュー10周年リサイタル・シリーズ 第2回
会場:Hakuju Hall 

ソロに、室内楽にと活躍著しい毛利文香(vn)、デビュー10年の第2回は巨匠アブデル・ラーマン・エル=バシャ(pf)との共演で多彩なデュオを聴かせる。モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、シューベルトと王道のプログラム。みずみずしい感性と、熟練の巨匠との間に生まれる新たな音楽の地平を期待しよう。 

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🎵10/11 ローム ミュージック フェスティバル2025 in TOKYO
会場:サントリーホール ブルーローズ 

音楽ファンの拡大を目指し2016年開始されたこのフェスティバルは、奨学援助等、国内外で活躍する音楽家を支援、その「ローム ミュージック フレンズ」たちが一堂に会するもの。東京公演は国際コンクール優勝者ほか豪華メンバーでの室内楽で、成田達輝、 山根一仁 vn、 安達真理va、中木健二vc、加藤雄太cb、津田裕也が集ってのオール・シューベルト。「ヴァイオリンとピアノのための幻想曲」、「弦楽四重奏曲 第12番 四重奏断章」「ピアノ五重奏曲“ます ”」。気心知れた音楽仲間の愉悦を共に楽しみたい。 

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🎵10/16 堤剛 × スティーヴン・イッサーリス × 横坂源 × 上野通明
会場:浜離宮朝日ホール 

「CELLO LEGENDS & RISING STARS」として80代堤剛、60代スティーヴン・イッサーリス、30代横坂源、20代上野通明と、世代を超えたオールスター揃い踏みの豪華アンサンブル。無伴奏から、チェロ四重奏、ピアノ(沼沢淑音)を加えた五重奏など編成も様々、バッハからソッリマまで多彩なプログラムで魅了する。これは聞き逃せない! 

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🎵10/17 日本フィルハーモニー交響楽団 第774回東京定期演奏会
会場:サントリーホール 

ショスタコーヴィチ没後50年となる今年、全国各地でこの作曲家の作品が取り上げられる中、本公演はとりわけ注目度の高いものとなるだろう。というのも、メインとなるのは日フィルにとっては桂冠指揮者ラザレフによる名演が語り種の交響曲第11番「1905年」。今や楽団の首席指揮者としてその音楽作りも定着しつつあるカーチュンが、本作にどのように挑むのか。小川典子がソロを務めるピアノ協奏曲第1番と合わせ、新たな記憶が刻まれる瞬間を期待したい。 

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🎵10/18 ディアナ・ジパ ヴァイオリンリサイタル
会場:サローネ・フォンタナ 

ヨーロッパが注目するルーマニアの実力派アーティストの初来日。ジョルジェ・エネスク没後 70 周年記念としてエネスク最高傑作のヴァイオリン・ソナタ第3番を中心に、関連する作曲家、マスネ 、サラサーテ 、バルトークらの名曲を並べる。ピアノは同郷のステファン・ドニガ。民族音楽の宝庫、ルーマニアの大地と風をたっぷり吸い込みたい。 

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🎵10/21 スウェーデン放送合唱団《レターズ・オブ・ラブ》
会場:東京オペラシティコンサートホール 

スウェーデンの公共ラジオ放送と同年に結成された、世界的合唱団スウェーデン放送合唱団100周年での来日公演。生誕90年となるアルヴォ・ペルトの名作を軸にR・シュトラウス、リゲティ、そしてスウェーデンの作曲家たちの現代作品をまとめての《レターズ・オブ・ラブ》(恋文)という粋を極めたプログラムに心沸き立つ。 

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🎵10/22 セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
会場:サントリーホール 

ヨーロッパのオーケストラを渡り歩いた名匠ビシュコフは70歳を越え、キャリアの円熟期に入った。お家芸のショスタコーヴィチ8番もさることながら、チョ・ソンジンを迎えたラヴェルもまた、彼の色彩感覚が発揮されるレパートリーである。 

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 🎵10/28 B→C278五十嵐健太サクソフォン
会場:東京オペラシティリサイタルホール 

2002年群馬県で日本人の父とウクライナ人の母との間に生まれ、5歳からウクライナで過ごし、2022年にウクライナ戦争を避けて日本に至った五十嵐健太、今回のB→Cではバッハ、日本人(久留智之)、サン=サーンスにウクライナの作曲家たちの諸作品を絡めたプログラムを組んで挑む。音楽は祈り足りうるのか、自分の耳と心を清めるような覚悟で臨みたい。 

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