Menu

注目の公演・イベント|2021年10月

♩9/30~10/3 音の気持ちとオドリの気持 オドリ聞コエテ音見エル

「場所で踊るのではなく、場所を踊る」という田中泯。舞踊や美術、音楽など様々なジャンルで活躍する彼が京都で選んだ舞台は、ピアノ、尺八の異色の組み合わせによって生み出される空間。ともに作るのは、現代音楽や異分野とのコラボを得意とする森本ゆりと、若き尺八奏者、寄田真見乃だ。音と踊りが相互に誘発し合うその場限りの瞬間に、ぜひ立ち会ってみたい。

9/3~10/3@THEATRE E9 KYOTO
https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20210930

 

 

 

♩10/1 松平敬バリトン・リサイタル~声x打楽器xエレクトロニクス

日本の現代声楽シーンを翔ける松平敬が、打楽器の神田佳子、エレクトロニクスの有馬純寿と組んでまたスゴいことをしでかそうとしている。クセナキスとケージの動と静の対照、松平頼暁、山本和智、池田拓実という日本はおろか世界でも最も特異な作曲家たちの初演など、どこを聴いても現代音楽ならではの味わいが楽しめそうだ。

10/1@杉並公会堂小ホール
https://www.facebook.com/events/227329772171029/

 

 

 

♩10/1、2 ボンクリ2021

子どもから大人まで!世界中の「新しい音」に出会える!と藤倉大をディレクター2017年にスタートした”Born Creative” Festival(略称:ボンクリ・フェス)。核ともいえるスペシャル・コンサートには第一回目から5年連続出演のアンサンブル・ノマドの佐藤紀夫、大友良英のほか、邦楽器「新しい音」には箏の八木美知依、笙の東野珠美に加え、初出演LEOが登場、「音楽に国境はない」という言葉をそのままに、ワクワクドキドキ赤ちゃんから大人まで遊びまくれるフェスティバルでうんと音と遊ぼう!

10/1,2@東京芸術劇場
https://www.borncreativefestival.com

 

♩10/1〜3 せんくら 仙台クラシックフェスティバル2021

昨年中止となった「せんくら」、今年15回目を迎えての開催である。1公演45分〜1時間の聴きやすい長さで、多様な音楽を味わえる。若手からベテランまでの陣容で、生誕100年のピアソラからモーツァルト、バッハまで多彩なプログラミング。服部百音、郷古 廉、成田達輝、金子三勇士、松田華音、上野星矢、上野耕平、鈴木正人ら新鋭の一方で工藤重典、福田進一らが至芸を披露。もりの都に流れる美音を楽しみたい。

10/1~3@日立システムズホール仙台ほか
https://sencla.com/about/sencla/

♩10/1~13 新国立劇場 ロッシーニ:《チェネレントラ》
新国立劇場のベルカント・オペラ、2020年2月の《セヴィリアの理髪師》に続き上演されるロッシーニの作品。アンジェリーナの脇園彩、ラミーロのルネ・バルベラがセヴィリアと同様に主役として登場。ドン・マニフィコには名ブッフォのアレッサンドロ・コルベッリ、アリドーロにはベルカントの旗手として躍進中のガブリエーレ・サゴーナと楽しみなキャスト。指揮者は当初の予定から変更となり、城谷正博が務める。新国立劇場としては、この演目の2つ目のプロダクションであり、演出の粟国淳がどのような舞台を作りだすか、期待を持って見守りたい。
10/1~13@新国立劇場オペラパレス
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/lacenerentola/

 

 

♩10/2 『高田三郎とテクスト』

『高田三郎とテクスト』〜帰天20+1周年コンサート〜と題し、髙田江里の企画構成で高田の声楽曲が取り上げられる。クリスチャンであった高田は早くから教会のミサでオルガンを弾き、ラテン語の強弱アクセント、抑揚が全ての言語共通のものであり、かつ、また日本語の独自を意識し自分の旋律を書いた。その作品を「典礼聖歌」から組曲「残照」まで、また「ピアノのための前奏曲集」も披露される。この時代の作曲家の仕事を改めて振り返る時間になろう。

10/2@キリスト品川教会
http://www.nikikai21.net/concert/20211002.html

 

 

♩10/3 片山杜秀プロデュース 下野竜也×広響の日本音楽奇譚
北の大地の詩篇~「伊福部 昭」の段

瀬戸内の島々を見晴らす城下町、広島県三原市にある芸術文化センターポポロ。昨春、館長に就任した片山杜秀がユニークなシリーズ「日本音楽奇譚」を仕掛けてきた。初回、焦点を当てるのは「伊福部昭」だ。《交響譚詩》、《協奏風狂詩曲(ヴァイオリン協奏曲第1番)》、《シンフォニア・タプカーラ》の3曲を取り上げ、片山がナビゲーターを務める。特筆すべきは《協奏風狂詩曲》の改訂で破棄された幻の楽章の蘇演である(ヴァイオリン独奏:豊嶋泰嗣)。どのような音楽が奏でられるのか、実に楽しみだ。

10/3@三原市芸術文化センター ポポロ
https://mihara-caf.jp/?p=5286

 

♩10/4〜7 アジア オーケストラウィーク2021

令和3年度(第76回)文化庁芸術祭主催公演アジア オーケストラ ウィーク2021
は「静寂から感動へ― 未来へつなぐハーモニー」。大阪フィルハーモニー交響楽団(秋山和慶/細川俊夫「月夜の蓮」ほか)、読売日本交響楽団(藤岡幸夫/イサン・ユン「Bara」)、東京フィルハーモニー交響楽団(三ツ橋敬子/冨田勲「交響詩 新・ジャングル大帝」)、セントラル愛知交響楽団(角田鋼亮/貴志康一「ヴァイオリン協奏曲」)ほか魅力的なプログラムが揃う。夜毎通うだけの価値ありでは。

10/4~7@東京オペラシティコンサートホール
https://stage.exhn.jp/aow/#programLink

♩10/7 パーセル・プロジェクト2021 ~パーセル声楽芸術の結晶~

数年来続くパーセル・プロジェクト、今回は彼の声楽作品を特集する。この英国の名匠の音楽を聴く機会は国内でそう多くなく、同時代でも異彩を放つパーセルの独創性に改めて注目するこの好機を逃すわけにはいかない。

10/7@日本福音ルーテル東京教会
https://www.officearches.com/concert/2021-10-07/

 

 

 

 

♩10/8~10 近松心中物語

秋元松代の代表作である「近松心中物語」、90年代に蜷川幸雄の演出によって大勢の観客を魅了した作品に今回、長塚圭史が挑む。元禄時代の大阪が舞台となるが、境涯の違う二つの恋は我々から遠く離れた時代の話ではないかもしれない。山積する問題に直面している現代社会との共通点を見つめたい。

10/8~10@兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
https://www1.gcenter-hyogo.jp/contents_parts/ConcertDetail.aspx?kid=5012412322&sid=0000000001

 

 

 

♩10/12 ”美しき時代”山田岳 アコースティック・ギターソロ

ギターを千変万化の技巧で奏でる俊英・山田岳のアコースティック・ギターソロリサイタル。稲森安太己、鈴木治行という、現代日本を代表する逸材2名に、これまた鬼才のジャチント・シェルシ、そしてラファエル・ナシフ(1984~)とシモン・ステーン=アナーセン(1976~)というまだ聞き慣れない作曲家2名が並ぶプログラム。”美しき時代”という副題が意味するものは何か?それはホールに行って自分の耳で確かめるしかないだろう。

10/12@ティアラこうとう小ホール
https://www.facebook.com/events/244601970851446

♩10/14 ユリアン・プレガルディエン&クリスティアン・ベザイデンホウト~モーツァルトの歌曲の世界~
【公演中止】
二人の若手、テノールのユリアン・プレガルディエンとフォルテピアノのクリスティアン・ベザイデンホウトによるモーツァルト。ベザイデンホウトは、CD9枚からなるモーツァルトの鍵盤楽器のための作品全集を録音している。一方プレガルディンは今年行ったリサイタルの中で、モーツァルトの歌曲を多く歌ってきている。二人の組み合わせによるモーツァルト、おおいに期待できよう。歌曲だけでなくピアノ・ソナタ、そして息子フランツ・クサーヴァーの作品も加えた一夜となる。
10/14@王子ホール
https://www.ojihall.jp/concert/lineup/2021/20211014.html

 

♩10/14 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第345回定期演奏会

コロナ禍ですっかり吹っ飛んでしまっているが、今年(2021年)はストラヴィンスキーの没後50周年である。ストラヴィンスキーならあんな曲もこんな曲もとすぐに思いつく名曲が1つもない珍しい選曲。それは、彼の新古典主義時代の作品で構成されたプログラムだからだ。メモリアルイヤーでもなければ絶対に聞けない選曲、必聴である。

10/14@東京オペラシティコンサートホール
https://www.cityphil.jp/concert/detail.php?id=231&

 

 

 

♩10/15 佐藤祐介 ピアノリサイタル2021~委嘱作品の夕べ~

かつて「新ピアニスト宣言」をものした佐藤祐介が、バリエール、シューベルト、ノヴァーク、ドュシーク、レーガーに挟まれる形で中川俊郎、平山智、伊藤拓真の委嘱新作を並べたリサイタルを開く。ここに新しいピアノ音楽の扉が開かれるのは間違いなかろう。

10/15@東京オペラシティリサイタルホール
https://www.facebook.com/events/358564059337389

 

 

 

 

♩10/16 スタインウェイ”ピノ”シリーズvol.7 日本語とうた
~言葉としての日本語、そして日本のうた~ 團 伊玖磨と武満 徹

木目調で少し小ぶりな1978年製スタインウェイ・ハンブルクモデル(故・若杉弘氏が自宅で愛奏したピアノ)を河原忠之が弾き、びわ湖ホール声楽アンサンブルが歌う日本のうたの数々。團伊玖磨:六つの子供のうた、五つの断章、武満 徹:MI・YO・TA(谷川俊太郎 詞)、小さな空(武満 徹 詞)、翼(武満 徹詞)、死んだ男の残したものは(谷川俊太郎 詞)ほかに、團 伊玖磨:歌劇『夕鶴』より抜粋。日本語のうたの調べと語感に浸る秋の午後。

10/16@びわ湖ホール
https://www.biwako-hall.or.jp/performance/pino7

 

 

♩10/20 アンサンブル・パルテノぺ バロック声楽LIVEシリーズ Vol.1
バルバラ・ストロッツィの恋人、またはヴェネツィアの恋人

通奏低音の名手である懸田と西山が結成したアンサンブル・パルテノペ。今回のゲストはパリで活躍し、近年日本でも活躍の場を広げている高橋とパーカッションでおなじみの濱元を迎え、17世紀の女性作曲家バルバラ・ストロッツィの作品をお送りする。17世紀当時、女性としては異例の売れっ子作曲家であったストロッツィと、異能の歌い手・高橋との組み合わせからどんな世界がスパークするのか、楽しみである。

10/20@近江楽堂(昼夜2回公演)
https://www.musicachiara.com/nishiyama-marie2

 

♩10/21 共創の時代 黎明期のピアノと爛熟期のチェンバロの共演
ポルトガルのフォルテピアノ お披露目!

いま、イベリア半島のバロック音楽が熱い!ピリオド楽器の製作者久保田彰氏による新作、ポルトガルのフォルテピアノのお披露目コンサート。イタリアやフランス、ドイツのバロック音楽とは一味も二味もちがう世界を体験してみませんか?

10/21@近江楽堂
https://allevents.in/shinjuku/共創の時代-黎明期のピアノと爛熟期のチェンバロの共演-<夜公演>/200021510847030

 

 

♩10/21 山澤慧無伴奏チェロリサイタル マインドツリーvol.7

コメント:2015年に始まった山澤慧のチェロ・ソロリサイタルシリーズ「マインドツリー」も今回で7回目。今回のプログラムではJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第2番を土台にしたバッハツィクルスが展開される。世界初演は、梅本佑利、中川統雄、レンハルト、佐藤伸輝の4作品。バッハと現代音楽との交感、チェロの可能性の最前線がここに。

10/21@トーキョーコンサーツ・ラボ
https://www.yamazawakei.com/posts/18998720?categoryIds=92805

 

 

 

♩10/24 ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集 第170回

指揮ジョナサン・ノットによる「祈りを込める『レクイエム』」。デュティユー「交響曲 第1番」とモーツァルト「レクイエム」の2曲が並ぶ。カタリーナ・コンラーディsop,ウィープケ・レームクールalt,マーティン・ミッタールッツナーtn,ニール・デイヴィスbbという布陣。せめて清浄な音楽に身を委ね、日々傷む世界に祈りを捧げたい。
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/calendar/detail.php?id=2797

 

 

 

♩10/30 東京芸術劇場シアターオペラvol.15 團伊玖磨/歌劇『夕鶴』(新演出)

国内外でジャンルを超えて活躍する、演劇作家でチェルフィッチュ主宰の岡田利規によるオペラ初演出が3都市(東京、愛知、熊本)で公演する。木下順二の戯曲に基づいた團伊玖磨のオペラ『夕鶴』を、現代の問題としてどのように取り上げるのか。

10/30@東京芸術劇場 コンサートホール
https://www.geigeki.jp/performance/concert233/

 

 

 

♩10/30,31 ブルーノ・ジネール『シャルリー~茶色の朝』

「神奈川県立音楽堂室内オペラ・プロジェクト」第4弾として、フランスの作曲家ブルーノ・ジネールのミニチュア・オペラ『シャルリー~茶色の朝』が選ばれた。静かな全体主義に侵されていく日常を描いた世界的ベストセラー『茶色の朝』を原テクストに、1人のソプラノ歌手と5人の演奏家が現代を映し出す。
今回のプロジェクトはこのオペラを第2部とし、第1部ではクルト・ヴァイルやパウル・デッサウらの室内楽コンサート、第3部ではジネールを囲んでのクロストークが予定されている。音楽と言葉でじっくりと考える場となろう。
【ブルーノ・ジネールの来日中止、トークはオンラインによる】

10/30,31@神奈川県立音楽堂
https://www.ongakudo-chamberopera.jp/?p=511