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撮っておきの音楽家たち|コルネリウス・マイスター|林喜代種

コルネリウス・マイスター(指揮者)

2016年2月22日 サントリーホール
photos & text by 林喜代種(Kiyotane Hayashi)

コルネリウス・マイスターは2010年、30歳の若さでウィーン放送交響楽団の首席指揮者及び芸術監督に就任する。このウィーン放送響を率いて来日し、ベートーヴェンの「交響曲第7番」、ブラームスの「交響曲第2番」を指揮した。また、マイスターは弱冠21歳でハンブルク国立歌劇場デビュー以来、ミュンヘン国立歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、日本の新国立劇場、英国ロイヤル・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、ウィーン国立歌劇場等その他欧米の主要歌劇場に出演。シュタ―ツ・カペレ・ドレスデン(タンホイザー)、チューリッヒ歌劇場「魔笛」、英国ロイヤル・オペラ「魔笛」、アン・デァ・ウィーン劇場「ピーター・グライムス」、ウィーン国立歌劇場「ドン・ジョバンニ」、2015年5月ジョルジオ・バティステリ「CO2」の世界初演でミラノ・スカラ座にデビューを飾る。1980年ドイツ・ハノーファーに生まれる。ハノーファー音楽演劇大学にてマルティン・ブラウスにピアノを、大植英次に指揮を師事。「指揮者人生に大きな影響を与えてくれた人」と大植について語っている。続いてザルツブルク・モーツァルテウムでも研鑽を積む。ピアニストとしても欧米でコンサートを行っている。最近ではベートーヴェン、メンデルスゾーン、ペルト「クレド」等の作品を弾き振りした。日本へは前回のウィーン放送響、新国立劇場の「フィデリオ」、2014年読売交響楽団の客演で来日している。

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