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注目のコンサート(2016年3月)

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ブッフビンダー♩3/04 ルドルフ・ブッフビンダー ピアノ・リサイタル

すみだトリフォニーの<グレイト・ピアニスト・シリーズ>の3月は、今、ウィーンで最も敬愛されるピアニスト、ブッフビンダー。伝統に根差した正統な解釈と演奏が共感を呼ぶ。バッハ、ベートーヴェン、シューベルトに「偉大なる王道」を聴くリサイタル。

3/04@すみだトリフォニー
https://www.triphony.com/concert/detail/2015-12-000105.html

 

 

 

 

鈴木♩3/04 鈴木理恵子vl&若林顕pfデュオ・リサイタル

ハクジュホールのスーパー・リクライニング・コンサート第113回は、ヴァイオリンの鈴木理恵子とピアノの若林顕の夫婦デュオ。ソロ、室内楽の他、現代音楽や他ジャンルとのクロス・オーバー、音楽祭プロデューサーとしても斬新な企画で話題を呼ぶ鈴木と、昨年50歳を迎え円熟味を加える若林がモーツァルト、クライスラー、ブラームスなどでデュオとしての深化を聴かせる。

3/04@ハクジュホール
http://www.hakujuhall.jp/syusai/46.html

 

 

都響1♩3/05 東京都交響楽団「作曲家の肖像」vol.106

都響が長く続けてきた「作曲家の肖像」シリーズの最終回<日本>は、武満イヤーということで武満「冬」(札幌冬季オリンピック委嘱作)に、やはり没後20年の柴田南雄と池辺晋一郎というラインアップ。いずれも<日本>と都響が歩んで来た歴史に繋がりのある作品。指揮の大野和士と池辺のプレトークもある。

3/05@東京芸術劇場
https://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=824&year=2016&month=3

 

 

 

都響2なお、第802回定期演奏会もインバルの振るブリテンとバーンスタインが要注目。バーンスタインの「カディッシュ」はオーケストラ、語り手、独唱、合唱からなる大作で、テキストの朗読は、当初出演予定だったが昨年逝去したピサールの夫人と令嬢がつとめる。

3/24@サントリーホール
https://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=826&year=2016&month=3

 

 

 

 

♩3/05〜3/17 第4回国際音楽祭NIPPON

2013年、「音楽を届けるべきところに継続的な支援を行いたい」というヴァイオリンの諏訪内晶子の熱い想いから企画されたこの音楽祭、第4回は「音楽の未来へ〜夢を紡いでいきたい〜」として、名古屋、気仙沼、名取で開催される。諏訪内と次世代を担う音楽家との共演を軸とした多彩なプログラムが予定されている。

3/05チャリティ・コンサートin 気仙沼@気仙沼市はまなすの館 他
http://imfn.jp/

 

ロータス♩3/06 ロータス・カルテット+ペーター・ブック(チェロ)

3名の日本人をメンバーとし、ドイツのシュトゥットガルトを拠点に、20年以上活躍しているロータス・カルテットが、いよいよ第一生命ホールのクァルテット・ウィークエンドに初登場する。シューベルトの最後の弦楽四重奏曲と、死の年に作曲された弦楽五重奏曲という珍しい組み合わせで、五重奏曲はロータスの師でもあるメロス四重奏団のチェリスト、ペーター・ブックが参加。晩年のシューベルトの世界を存分に味わいたい。

3/06@第一生命ホール
http://www.triton-arts.net/ja/concert/2016/03/06/1547/

 

 

マタイ♩3/06 ラ・プティット・バンド バッハ「マタイ受難曲」

音楽堂ヴィルトゥオーゾ・シリーズ15はシギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンドによるバッハ「マタイ受難曲」。コーラス・パートをそれぞれひとりのソリストが受け持つOVPP ( One Voice per Part ) 方式が生み出す繊細かつ緻密な音楽は木のホール音楽堂にぴったり。小編成の声楽&古楽オーケストラの粋を堪能したい。

3/06@神奈川県立音楽堂
http://www.kanagawa-ongakudo.com/detail?id=33563

 

 

 

山本♩3/13 山本耕平テノールリサイタル〜「君なんか もう」Vol.2〜

1984年生まれ。13歳からはじめたクラリネットから声楽へ転向、東京藝大、大学院からイタリア・ミラノ・ヴェルディ音楽院に進み、帰国後、ふたたび東京藝大大学院オペラ科に学ぶ。現在イタリア、マントヴァ在住の新進テノール。平成26年度(第25回)「五島記念文化賞」オペラ新人賞を受賞している。2015年、2nd.アルバム「Non t’amo più(君なんか もう)」をリリースした山本耕平のソロコンサート第2弾。

3/13@トッパンホール
http://www.yamamotokohei.jp/works.php#works160313

 

 

 

Karg003♩3/14 クリスティアーネ・カルク ソプラノ・リサイタル

ザルツブルク音楽祭の常連としてムーティ、ネゼ=セガンらと共演、ティレーマンやヤンソンスからの信頼も厚い、いま一番聴きたい旬の歌姫によるドイツ・リートの夕べ。2012年、ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の「第九」のソリストとして来日、今回が初のリサイタルとなる。シューベルト、モーツァルト、ブラームスなど珠玉のプログラム。

3/14@東京文化会館
http://www.tomin-gekijo.or.jp/lineup/music/2016/03/000509.html

 

 

 

松尾♩3/16 HORIZON 武満徹へのオマージュ 松尾俊介gt

パリ高等音楽院ギター科を首席で卒業、東京国際ギターコンクールなど内外で受賞歴を持つギタリスト松尾俊介。昨年デビュー10周年を迎えてのHORIZON2公演の第2回。タケミツ・イヤーの今年、武満作品を並べてのリサイタルとなる。

3/16@東京オペラシティ 近江楽堂

http://okamura-co.com/concerts//horizon「武満徹へのオマージュ」/
問い合わせ:OKAMURA&COMPANY
TEL/03-6804-7490

 

 

 

tokyoharusai♩3/16〜4/17 東京・春・音楽祭

12年目を迎える<東京・春・音楽祭>。ワーグナー・シリーズは「リング」の3年目として「ジークフリート」が上演される。ムーティ指揮の日伊国交樹立150周年記念オーケストラ公演、夢幻能「月に憑かれたピエロ」、ポリーニ・プロジェクトによるベリオ、ブーレーズ、ベートーヴェンなどのほか、美術館、博物館、桜の街の音楽会など上野の森が春の訪れとともに音楽で浮き立つ一ヶ月。何を、どこで楽しむか、目移りして困るのでは。

3/16@東京文化会館 ほか
http://www.tokyo-harusai.com/index.html

 

 

羽石♩3/19 羽石道代 プラス シリーズ 第9回 〜プロコフィエフ、プロコフィエフ!〜

東京藝大卒、安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。同大学院を首席で修了、クロイツァー賞受賞のピアノの羽石。ソロとアンサンブルによるテーマ性のある演奏会<プラス・シリーズ>も第9回。今回はチェロの福富祥子を迎え、プロコフィエフに挑む。

3/19@オペラシティ リサイタルホール
http://www.proarte.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=1511

 

 

プレガル♩3/24 クリストフ・プレガルディエン&ミヒャエル・ゲース

2008年にスタートしたトッパンホールの<“歌曲(リート)の森”〜詩と音楽 第19篇>はプレガルディエン(テノール)&ゲース(ピアノ)が贈るシューベルト「水車屋の美しい娘」。今年還暦を迎えるプレガルディエンと名手ゲースの成熟した世界に浸りたい。

3/24@トッパンホール
http://www.toppanhall.com/concert/detail/201603241900.html

 

 

 

 

ふじもと♩3/25 紀尾井 <明日への扉11> 藤元高輝gt

若手アーティストを紹介する紀尾井ホールの<明日への扉11>はギターの藤元高輝。2011年東京国際ギターコンクール優勝をはじめ、数々のコンクールで入賞し、現在ドイツ・ケルン音楽大学で研鑽を積んでいる。Hakujuギター・フェスタ2015では「旬のギタリストを聴く」としてフィーチャーされ、注目を集めた。大木正道への委嘱初演作など意欲的なプログラム。

3/25@紀尾井ホール
http://www.kioi-hall.or.jp/20160325k1900.html

 

 

カシュカシアン♩3/29 キム・カシュカシアン&レーラ・アウエルバッハ

現代音楽に積極的に取り組むヴィオラのカシュカシアンが、作曲家でありピアニストでもあるレーラ・アウエルバッハと組んで、王子ホールに初登場する。アウエルバッハ編曲のショスタコーヴィチ「24のプレリュード」、アウエルバッハの「アルカヌム」(ヴィオラとピアノのためのソナタ)など興味深いプログラムに期待が集まる。

3/29@王子ホール
http://www.ojihall.jp/concert/lineup/2015/20160329.html